共和主義研究会

すでに現在の民主主義システムはその制度的欠陥が明らかになり、また新自由主義の市場万能的な方向性もあって、世界の先進国でも政治は低迷し、深刻化するさまざまな社会問題、世界での紛争や難民大量発生などの問題に対応することも困難となっています。


そこで、旧来の形骸化した民主主義に代わる、「次の民主主義」はどういうものになるかということで、各国において研究や政治実験が続けられています。


その中で、私たちは個人と国家の中間にある「コミュニティ」に着目し、コミュニティを中核とする新しい政治システム「コミュニタリアニズム」の研究を千葉大学の小林正也教授と一緒に続けてきました。その過程で、その現実の政治形態が共和主義にあることに気づき、さらに幕末明治維新期に多くの日本の思想家・活動家が実は共和主義国家の樹立を目指していたことも知りました。


ここで共和主義というのは、必ずしも古代ローマの共和主義でも、アメリカの保守化した共和党(Republican)を意味するものではありません。共和というのは古代アジアにおける理想社会の政治を意味し、知識と正義を持つ人々が責任をもって協力しあって政治を行うことを意味しています。したがって私たちの共和党の英文表記はあくまで”The KYOWA Party“ということになります。


2019年より数度の公開研究会、報告会を経て、2019年末に共和党が成立しましたが、その精神的なバックボーンは共和主義研究会にあるのです。