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第3回友愛外交研究会「ミャンマー問題の新しい視座」


リビア化(シリア化)する紛争地帯、グローバルサウスの潮流と中国の膨張にさらされるミャンマーを新しい視座で考えます。

 これまで日本はミャンマーと多様で友好的な政治・経済・人的関係を持ってきましたが、ミャンマー政府や経済界との協力関係が深まる一方で、軍事独裁政権への反発、アウンサンスーチー女史を中心とする民主化運動とその頓挫、軍政再登場と諸民族との抗争、難民の大量発生と国外流出、周辺国のあからさまな介入など状況は極めて深刻であり、国際社会にはミャンマーのリビア化(弱体政府と周辺国支援の武装勢力の割拠状態)を懸念する声が高まっています。

一方で、この地はレアアースを含め貴重な資源に恵まれ、周辺国も経済的関心を強めています。また中国の一帯一路構想の重要拠点であり、またグローバルサウスが国際的なパワーを持ち始めている状況では、ASEANもまたミャンマーが紛争を収め、民主政権を成立させて国際社会に復帰することを期待しています。 この複雑な状況に、ながくミャンマーの民主化に取り組んできた阪口直人議員、ロヒンギャ難民問題に取り組んできた学者・元難民とともに、対立抗争ではなく、友愛視点に基づく平和と安定を求めてパネルディスカッションを行います。


2025年4月3日(木曜) 15:00-17:00

場所:衆議院第一議員会館 地下1階 第3会議室

予定パネリスト:細田満和子星槎大学教授 アウンティン氏 群馬在住元ロヒンギャ難民         阪口直人衆議院議員  他

モデレーター:共和リサーチセンター (鳩山友紀夫・首藤信彦)


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