top of page

第2回友愛外交研究会「韓国政治状況報告」梅田皓士研究員


日時:2025年3月4日(火曜) 12:00-14:00

場所:衆議院第二議員会館 地下一階 第8会議室

講師:拓殖大海外事情研究所 梅田皓士(ひろし)研究員 

梅田皓士(ひろし)研究員による、素晴らしい講演でした。

大変申し訳ないことに、動画の運勢に不具合があり、報告のみとさせていただきます。


 韓国では尹錫悦(ユンソンニョル)大統領の非常戒厳発令の是非を問う憲法裁判で、2月25日に最終弁論が行われました。3月中旬に弾劾の是非を問う判断が下されます。大統領の戒厳令は「国民と民主主義に対する裏切り」と主張する野党側に対し、大統領は亡国的危機状況において国民が状況を自覚し共に協力するために、大統領権限を行使して職務遂行を行ったと正当性を主張しています。

 戒厳令以前には支持率が10%程度に落ち込んでいた尹大統領ですが、弾劾裁判の経過において支持率は50%以上に高まり、ソウル大学で弾劾反対のデモが行われるなど、若者にも支持が広がっている感があります。

 日本では非常戒厳令・大統領弾劾裁判そして賛成・反対の大規模デモも、ただ驚きをもって見られていますが、韓国の状況は与野党対立そして北朝鮮のウクライナ派兵などによって大変な緊張状態にあることがようやく理解されるようになりました。

 この異常事態の背景を分析し、また自ら韓国の状況を視察してきた拓殖大海外事情研究所の梅田皓士(ひろし)研究員に、韓国政治・社会の底流から与野党対立、SNSの影響、現在の弾劾裁判をめぐる世論の変化、そして裁判後の韓国政治の展望などについて講演していただきます。公式メディアのニュースだけでは真実が理解できない今日、現地の状況分析と情報から現実に何が起こっているのかを理解していただければ幸甚です。






コメント


bottom of page