地域コミュニティが希薄化し、つながりを失ってきた今日。
地域を担う人材を、いかに育てていくか。
「友愛・互助・平和」の精神で、戦前日本の労働運動、農民運動、生活協同組合運動などにおいて、重要な役割を担った大正・昭和期の社会運動家・社会改良家である賀川豊彦の活動やその思想を、今こそ、見つめ直し、これからの社会に生かしていくべきと考えます。
今回、賀川豊彦研究プロジェクト長でもある坂口緑・明治学院大学教授をお招きして、賀川豊彦の今日的意義について、ご専門である生涯学習やコミュニタリアニズムの教育論、ボランティア活動と市民社会の関係の研究をふまえてお話しいただきます。
坂口先生は、デンマークの生涯学習の研究でも有名です。また、全国の市民大学・ソーシャル系大学とも交流され、現代の賀川豊彦のようなプレイヤーたちと対話を続けてこられました。各都市・地域での市民社会が形成されていくリアルな過程を知る先生でもあります。 共和リサーチセンターの指針を練り上げ、NEXT JAPAN を描く政策提言を示し、社会に一石を投じてまいります。
9月4日(水曜日) 15:30~17:30 アイオス永田町にて
Comments